最近、FXの取引を始めたトレーダーは分からないと思いますが、5年、10年と経験のあるトレーダーだったら相場の変化に気付いている方も多いのではないでしょうか。
それは為替レートの値動きが年々速くなっているという事です。
株式においては2010年から東証の次世代売買システム「アローヘッド」の導入により1000/1秒という超高速で取引が可能になり、コンピューターによる超高速売買を利用した自動売買が主流になりました。それにより市場が大きく変わってしまい多くのデイトレーダーを苦しめました。
そのコンピューターによる相場の支配が為替相場においても進んでいるのです。そのコンピューターの事をAI(人工知能)と呼ぶのです。
為替相場におけるAIとは
為替相場におけるAIとは大量のデータを高速で分析してミリ秒単位で一定のロジックに合わせて自動的に売買するシステムの事です。
では為替相場におけるAIとはどのような取引を行うのでしょうか?
代表的なAIの取引手法を紹介します。
イベント時にキーワードに反応するAI
テキストマイニングと呼ばれるAIはニュースのキーワードから自動的に売買を行います。例えばイギリスのEU離脱の時には「離脱」というキーワードで売り、「残留」というキーワードで買いが設定されていたと言われています。
また日銀会合の時には「介入」や「追加緩和」というキーワードに反応するよう設定されています。そのため実際に発表される前にも関わらずAIが反応してしまい大きな上髭や下髭を作るようなチャートも最近ではよく見られますね。
ストップロスを巻き込むAI
コンピューターがストップロスの価格帯を自動的に計算してそのトリガーを引き、ストップロスを巻き込みます。ストップロスを巻き込めば為替相場は一方的に大きく動いてしまいます。
このAIの手法だけを聞くとボラリティがでてトレーダーにはプラスになるのではと思ってしまいますが、実際には人間には太刀打ちできないスピードで相場が動いてしまうのでデイトレーダーが一瞬の利ザヤを抜くのは困難になるのです。
AI対策は
過去は安定した利益をだせていたが現在は利益をだせていないというトレーダーは完全にAIに食い物にされていると言っても過言ではないでしょう。そのようなトレーダーはトレードスタイルをかえていくしかありません。
さらにAIのやっかいなところは日々進化をしていくという事なのです。
現在、利益をだせているトレード手法も明日には通用しなくなる可能性があります。勝ち続けるにはトレードスタイルを柔軟に変化させていく事が大切なのです。


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