初心者から上級者まで多くのトレーダーが売買サインとして使っている手法の一つに「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」があります。
ゴールデンクロスとデッドクロスは最もメジャーなテクニカル指標である移動平均線を使います。長期線と短期戦の2本の移動平均線が交わった時に、ゴールデンクロス、またはデッドクロスが現れるのです。
ゴールデンクロス
短期戦が長期線の下にあり、そこから短期戦が上を向き、長期線を下から上に突き抜けた時が「ゴールデンクロス」です。
ゴールデンクロスは、下降、横ばいだったトレンドが上昇トレンドに転換した時に現れるシグナルで、買いサインになります。
デッドクロス
短期戦が長期線の上にあり、そこから短期戦が下を向き、長期線を上から下に突き抜けた時が「デッドクロス」です。
デッドクロスは上昇、横ばいだったトレンドが下降トレンドに転換した時に現れるシグナルで、売りサインになります。
ゴールデンクロスとデッドクロスの特徴
1 交わり方によって売買サインの信頼度が変わってきます。ゴールデンクロスの場合、短期戦が上を向いてゴールデンクロスを形成しても、長期線が下向きならばダマシの可能性が高くなります。
逆に長期線も上向きになっていれば信頼度が上がります。デッドクロスでは反対に長期線が下を向いている方が信頼度があがります。2 移動平均線の期間により信頼度が異なります。期間が短いほどゴールデンクロスやデッドクロスの出現が多くなりますが、信頼度も下がります。
逆に移動平均線の期間が長いと信頼度が上がりますが出現が少なくなり、なかなか売買サインが現れなくなりチャンスを逃してしまうことになります。3 ゴールデンクロス、デッドクロスは移動平均線だけでなく、複数のラインを同時に表示するMACDなどのテクニカル指標でも使う事ができます。
4 ゴールデンクロスやデッドクロスの売買サインが出てからエントリーしても利益はだせますが、上級者はゴールデンクロスやデッドクロスが出現する事を事前に予測してエントリーする事も多いです。事前に予測する事で大きな利器が得られるからです。
トレード手法の基本中の基本であるゴールデンクロス、デッドクロスも奥が深いのです。研究、分析をしてうまく使いこなしましょう。
移動平均線のチャートを出す方法
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チャート→チャート設定（左下の工具マーク）→チャートエリア単純移動平均をタップ（長期・中期・短期の設定も出来ます ＞マークを押しましょう。
単純移動平均線を表示させるには左側のチェックボタンを押して右下の設定ボタンを押せばローソク足のチャート画面に一番上のような単純移動平均線が出せるようにようになります。
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